カラスとセキレイ

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きのうの午後、
会社のベランダから見た光景です。

ラベンダー畑の中央にある噴水の傍で
セグロセキレイの家族が遊んでいました。
お父さんとお母さんと、
まだ飛ぶことが出来ないであろう雛二羽。

そこへ、
一羽のカラスが飛んで来て、噴水の近くに止まりました。
そのカラス、しばらくセキレイの家族を上から眺めていたかと思うと、
フワッっと何の前触れもなく飛び降り、一羽の雛を捕まえました。
それは、一瞬の出来事でした。

そして、つつき食べ始めたのです。
もう一羽の雛はラベンダーの株の中に逃げ込みました。
しかし親たちは、食べられてゆく我が子を
なすすべもなく見ているしかありません。
その光景は、遠目で見ている僕にも残酷なものでした。

そして、半分ほど食べたのでしょうか、
小さな体が、もっと、もっと小さくなってしまった時、
そのカラスはそれを咥えたまま飛び立ち、
近くの森の方へと飛んで行きました。
もちろんその雛の親たちも追いかけて行き、
森の中へ見えなくなりました。
それもまた、残酷な光景でした。
なすすべもなく我が子を・・・



しかし、ふと僕は考えました。

きっと、あの森の中には、カラスの雛たちが、
餌を持って来てくれる親鳥を待っていたのだろうと・・・

すこし 切なくなりました。
by robirobi0807 | 2011-05-26 23:40 | 日記
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